オーストリアハプスブルク

皇帝の物語

フェルディナント3世とは?敗れた帝国を背負った男と“新しい秩序”の始まり

なぜ彼は“和平”を選び、帝国の命をつなぐ道を歩んだのか?戦うか、終わらせるか。苦渋の選択の先に、彼が守り抜いた“帝国の形”があった。
基本情報まとめ

フェルディナント3世 (神聖ローマ皇帝)

フェルディナント3世は、三十年戦争の最中に皇帝として即位し、戦乱で荒廃した神聖ローマ帝国の復興を目指した。彼は外交と軍事のバランスを取りながら和平交渉を進め、「ヴェストファーレン条約」の締結に尽力したことで知られる。混乱の時代にあって帝国の...
基本情報まとめ

フェルディナント2世 (神聖ローマ皇帝)

フェルディナント2世は、神聖ローマ帝国皇帝であり、オーストリア大公、ハンガリー王、ボヘミア王を兼ねた。熱心なカトリック教徒であり、反宗教改革を推し進め、プロテスタント勢力に対する強硬な政策を実施した。その結果、1618年のプラハ窓外投擲事件...
基本情報まとめ

マティアス (神聖ローマ皇帝)

兄ルドルフ2世を倒し帝位を奪った男──マティアス。彼が築いた勝利は、三十年戦争の幕開けに直結していた。兄弟の確執と帝国の分裂、その先に待つ嵐の時代を追う。
皇帝の物語

マクシミリアン2世とは?なぜ“寛容”は帝国を救えなかったのか

臨終の床で、マクシミリアン2世は異例の決断を下した。カトリック皇帝にとって不可欠とされる「終油の秘跡」を拒んだのである。それは単なる個人の信仰の問題ではなかった。宗派の対立に引き裂かれた16世紀ヨーロッパにおいて、皇帝自らが「どちらにも寄ら...
基本情報まとめ

マクシミリアン2世 (神聖ローマ皇帝)

マクシミリアン2世は、ハプスブルク家の中でも異色の皇帝であった。カトリックの名門に生まれながらも、プロテスタントにも理解を示し、帝国内の宗教対立の調停を試みた。彼の治世は、宗教改革の嵐が吹き荒れる中、皇帝権の強化と宗教融和の狭間で揺れ動くこ...