レオポルト2世

皇帝の物語

静かな皇帝はなぜ急ぐ?レオポルト2世の改革と“駆け足の治世”

1790年、夏。ヨーゼフ2世の死を受け、神聖ローマ帝国の皇帝に即位したのは弟レオポルト2世であった。その頭上に落ちてきたのは、ただ王冠の重みだけではない。混乱する帝国、揺らぐ民心、フランス革命の嵐――。彼は静かに、しかし燃えるような決意を胸...
基本情報まとめ

レオポルト2世 (神聖ローマ皇帝)

レオポルト2世は、啓蒙改革で知られる兄ヨーゼフ2世と、反動的な息子フランツ2世の間に立つ神聖ローマ皇帝。トスカーナ大公時代には市民の声を重視した改革で成果を上げ、皇帝としてもその姿勢を貫こうとしたが、わずか2年で亡くなった。実現しきれなかっ...