人物で読む(皇帝と妃の物語)

ハプスブルク百科.com 秋冬特集 女たちの記憶 (画像:エリザベート) 人物で読む栄光と悲劇

ハプスブルク家の歴史は、皇帝・皇后・王子・王女たちの決断と感情によって形作られてきた物語でもある。

個々の人物の生涯から帝国を眺めると、同じ出来事もまったく違って見える。

マリア・テレジアとは?帝国を支えた“女帝”の素顔と家族の物語
女でありながら帝国を治めた——女帝マリア・テレジアとはどんな人物だったのか?夫フランツ1世との愛、16人の子供たち、マリー・アントワネットとの絆までを物語として解説。
エリザベートとは? “シシィ”として知られる悲劇の皇妃とハプスブルク家の運命
美と自由を追い求めた皇妃エリザベート――“シシィ”として知られる彼女の生涯は、愛と孤独、そしてハプスブルク家の運命を映す鏡だった。
フランツ・ヨーゼフ1世とは?栄光と挫折に揺れた“最後の皇帝”
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【最後のオーストリア皇帝となったカール1世】帝国崩壊と退位、そして亡命
一直線に崩れ落ちる帝国。その流れに逃げ場を探しながら立ち向かったのが、華やかな英雄ではなく、非常に人間味あふれる青年皇帝...
ツィタ・フォン・ブルボン=パルマ (ハプスブルク帝国、最後の皇后)
ツィタ・フォン・ブルボン=パルマは、崩壊寸前の帝国を支えた“最後の皇后”である。敬虔で聡明な彼女は、第一次世界大戦の嵐の...
【フェリペ2世とは?】スペイン黄金時代と帝国の陰りを刻んだ王
16世紀、スペイン帝国は世界最強の覇権国家として君臨していた。その頂点に立っていたのが、フェリペ2世である。 しかし、その支配の裏には、冷徹な政治手腕、執拗な宗教弾圧、そして「身内さえも排除する冷酷な姿」があった。彼は一体どのような王であったのか。
愛されなかった王妃【マリー・テレーズとルイ14世の冷たい宮廷】
「太陽王」ルイ14世の正妃となったスペイン王女マリー・テレーズ。だが愛されることなく、宮廷で孤独に生きたその姿は、やがてヨーロッパを揺るがす継承戦争の遠い引き金となった──。

 

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