皇妃・王族・子供たち

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叔母は師、母は狂女ー 【カール5世を導いたマルガレーテ】

父マクシミリアン1世の娘として生まれ、甥カール5世を育てたマルガレーテ。静かに帝国を動かした、その理性と覇道の生涯。
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愛されなかった王妃【マリー・テレーズとルイ14世の冷たい宮廷】

「太陽王」ルイ14世の正妃となったスペイン王女マリー・テレーズ。だが愛されることなく、宮廷で孤独に生きたその姿は、やがてヨーロッパを揺るがす継承戦争の遠い引き金となった──。
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【女であることが戦争の理由だった】マリア・テレジア、即位からの40年

女帝の即位は、帝国の危機だった。孤立無援の若き母が背負った戦争、改革、そして母としての決断とは。
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マリー・アントワネットの子供たち【母を奪われた皇女たちの運命】

革命の嵐の中で引き裂かれた母と子。残された皇女たちが歩んだ知られざる生涯、そして最期とは。
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【血まみれの女王と冷たい花婿】フェリペ2世とメアリー1世、政略結婚の果て

カトリックの理想のもとに結ばれた女王メアリー1世とスペイン王子フェリペ。想像妊娠、血の弾圧、冷たい別離──この政略結婚の果てに何が残ったのか?
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【レオポルディーネ】ハプスブルク皇女がブラジル皇后になった理由

ナポレオン妃マリー・ルイーズの妹レオポルディーネ。ウィーンから遠く離れたブラジルへ嫁ぎ、異国の地で皇后として独立を支えた皇女の数奇な運命とは?ハプスブルク家とブラガンサ家の政略、愛と裏切り、そして死までを描く。
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【なぜハプスブルク家は滅んだのか?】皇后ツィタが見た帝国の最期

なぜハプスブルク家は崩壊したのか?650年の栄華の終焉を、最後の皇后ツィタの視点から読み解く。信仰と誇りに満ちたその生涯が映す“帝国の最期”。
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「皇后になれなかった花嫁」──貴賤結婚が開いた宮廷の暗部

皇后になれなかった花嫁ソフィー・ホテク。貴賤婚で序列最下位に甘んじつつ慈善で道を開き、夫フランツ・フェルディナントとの愛と決意、一九一四年サライェヴォの暗殺までを辿る。差別と銃声が帝国を揺らした劇的な波乱の人物史
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ナポレオンの妻は幸せだったのか?マリー・ルイーズという生贄皇女の真実

ナポレオンへの政略結婚で皇后となったハプスブルク皇女マリー・ルイーズ。講和の生贄として仏宮廷へ送り込まれた彼女は、片眼の騎士ナイペルクとの愛を胸にパルマを慈善と文化で再生し、早逝のナポレオン二世を悼みつつ“剣なき勝利”を手にした波乱の生涯をたどる。
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自由か規律か【ゾフィーとエリザベート、帝国をめぐる嫁姑戦争】

オーストリア皇帝の母ゾフィーと皇妃エリザベート。規律と自由、帝国の未来をかけた女たちの対立と葛藤を描く壮絶な嫁姑戦争の記録。