運営・編集
Velum Press(ヴェルム・プレス)
Velum Pressは、ヨーロッパの王室史とその文化的遺産を専門に扱う編集プロジェクトです。“Velum”とはラテン語で「羊皮紙」を意味し、歴史が書き留められてきた記録媒体への敬意を込めて名付けられました。
サイト概要
「ハプスブルク百科.com」は、ヨーロッパ史の中で650年にわたり君臨したハプスブルク家の物語を、信頼できる一次資料や研究文献にもとづきながら再発見し、読者に“体験”として届ける歴史サイトです。
私たち Velum Press 編集チーム は、ハプスブルク家の知られざる姿を、
- 研究する:史料を丹念に読み解き、確かな裏付けを得ること
- 表現する:文章・図解・ビジュアルを駆使して物語性豊かに描くこと
-
響かせる:現代の読者の心に残るよう、歴史の意味を問い直すこと
を軸に編集を行っています。
単なる年号の羅列ではなく、王妃の息遣いや戦場の緊張、宮廷の日常が“いまここで”感じられるように。「歴史を知る」だけでなく、「歴史を体験する」
――その入口としての役割をめざしています。
Velum Press 編集室
リードライター (Velum Press 主宰)
翻訳・通訳の分野において国際的な業務に携わり、多言語・多文化環境の中で歴史資料と向き合ってきた経験を通して培った「複数の視点で歴史を読む力」をもとに、本サイトの企画・構成・全体編集を担当。
特にハプスブルク家の系譜と文化的継承に関心を寄せ、史料に基づきながらも、感情に訴える表現を大切にし、歴史の“語られ方”そのものを再構築することを目指しています。
Velum Press 編集室 (歴史資料翻訳担当)
各国のデジタルアーカイブや古文書資料を横断的に調査し、時代背景・用語・制度との整合性を重視した文脈解釈を行っています。
Velum Press の編集方針に則り、史料の信憑性と文化的意味を多角的に検証しながら、読者が史実に基づいた深い理解にたどり着けるよう支えています。原典そのものの重みを損なわず、同時に現代の目線にも耐える「資料としての読みやすさ」の両立を追求しています。
使用資料例(一部)
- ハプスブルク家 (江村洋 著)
- ハプスブルク家全史(青木康 著)
- 狂女フアナ(ベネット・リヒター 著)
- スペイン王室アーカイブ(PARES)
- オーストリア国家図書館デジタルアーカイブ
- 系譜学・医学史・政治史に関する国内外の論文・資料など
- (その他、各記事の下部に記載)
お問い合わせ
記事に関するご意見・ご感想などは、上記よりお気軽にご連絡ください。内容に史実との齟齬がある場合は、可能な限り出典や一次史料とあわせてご共有いただけますと幸いです。