15世紀

皇妃・王族・子供たち

【愛と帝国を遺した王妃】マリア・ブルゴーニュの悲しい輿入れ

マリア・ブルゴーニュはハプスブルク家に巨万の富をもたらしたが、落馬事故で24歳の短い生涯を終えた。本稿ではマクシミリアン1世との“恋愛婚”が領土にもたらした影響と、死後に残された政治的混乱を描写する。
皇帝の物語

なぜフリードリヒ3世は何もせず勝てたのか?“遅すぎる皇帝”がヨーロッパを変えた真実

「何もしない皇帝」と笑われた男が、ハプスブルク帝国をよみがえらせた。沈黙と執念で歴史を動かしたフリードリヒ3世――“無策”こそ、最大の戦略だった。